記事の内容
〚取材〛イーアスつくばプラザ校
〚講師〛坂入理恵(愛称:よっしー)
教室の「今」を伝え、英語を学ぶことに前向きになれる情報をお届けする「BEstudio通信」。もっとリアルな情報を紹介するべく、今回から「教室訪問」企画をスタート! 今回の訪問では、学校や家とはちがう「教室があること」のメリットについて、講師、生徒さん、おうちのかたに聞きました。前後編の2回に分けてお届けします!
目次
1.「学校とは違う自分」を出せる場所
講師、保護者、生徒へのインタビュー
のダイジェスト動画(約3分30秒)
小学校に入る前から通うお子さまも多い英語教室。学校との違いを感じているおうちのかたも多いよう。もちろん、「どちらのほうがよい」ということではありません。
学校ではたくさんの人数で、協調性を持ちながら学ぶこと、一方の教室では少人数、先生やとお友だちに距離が近いことから「自分の気持ち」を出しやすい、というのがみなさんの意見のようです。
「気持ちが出しやすい場所ということもあり、教室に入ってくる子どもたちがいつも元気だというわけではありません。今日は学校でなにかあったのかな、疲れているのかな、など、小さな変化を感じ取り、受け止めることを大切にしています。そのうえでレッスンの中で、学校とは別の『心が動く』時間を作る。『今日はコレができた』という達成感を作る。そうすると気持ちの切り替え、メリハリがうまれるんです」と坂入先生。
「なんだかモヤモヤしている子どもを教室に送り出したら、迎えに来る頃にはスッキリした顔になっている」と話してくださる親御さんも。
2.「長く見守られている」安心感
この教室では、一番長い生徒さんで今年15年目のかたがいらっしゃいます。インタビューでは「学校との違い」として、先生との付き合いの長さ、を多くの方があげていらっしゃいました。
「学校の先生は長くて2、3年で変わってしまう。でも教室の先生は、長い期間、自分(自分の子)を1対1の関係で見てくれる」と生徒さん、おうちのかた双方が感じているようです。
おうちのかたの中には「わたしにも話さないようなことを、先生には話しているでしょうし、わたし自身も、英語以外のことも相談するくらい」というかたも。
坂入先生は「子どもたちと、おうちのかたから投げかけていただいて、一緒に考えることで成長してきました。中学生の親御さんが以前おっしゃっていたことが、今の小学生の親御さんの悩みの答えだったりすることもあるんです。先輩ママの教えの伝達役だったりするかもですね」と話します。
3. 楽しい、続けたくなる、自信がつく
ご家庭と先生、双方にインタビューしたからこそもわかったこともありました。
生徒さんが口をそろえて話すのは「最初は『楽しい』から始まって、いつの間にか、『英語は会話(対話)』をするために練習するもの、というのがあたりまえになっていた」ということ。みなさんの声から見えてきたのは下図のようなサイクルです。
「自信がつくいちばんの理由は、長く続けている中で『自分がどこまでわかっている』ということを自分でわかるようになるから。」と坂入先生は分析します。
「成績について『人と比べること』は時に焦りや不安にもなります。でも言語の学習って、基本はやればやるほどわからないことがわかるようになっていくものなので、
自分の成長を過去の自分との比較でとらえやすいんです。」続けている長さが自信につながるヒミツが見えてきました!
【後編に続きます】
後編では、教室で育まれる「自信」の先に、さらに子どもたちが身につける力について…ふたたびイーアスつくばプラザ校の取材からご紹介します。お楽しみに!