2019/10/01
2020年度まであと半年。変わる小学校の英語教育!
お子さまにとって最適な英語教室とは?
BEstudio ニュース
記事の内容
2020年度から小学校の英語授業が公立でも3年生から必修に、そして5年生になると教科になります。
これからの日本では、すべての小学生が英語を学び始めます。中学・高校では、これまでよりも高いレベルを目指した英語教育が行われます。お子さまのいるご家庭では「この大きな変革期にどのように英語教室を選んだらよいのか?」とお迷いになっている方も多いと思います。 学校教育のファクトを確認しながら考えていきましょう。
目次
1.小学校英語の今とこれから
小学生の英語改革について、基本的なファクトを抑えていきましょう。まずは下記の質問に、〇 × △でお答えください。
Question1
小学校3・4年生の「外国語活動」、5・6年生の教科としての「外国語」は、2020年度から全国の小学校で一斉に始まる。
Question2
小学校英語の多くの授業では、学級担任が一人で教えている。
Question3
2020年度からの5・6年生「外国語」では、どの学校でも文部科学省の作った教材を使って授業を行う。
Question4
5・6年生「外国語」では、評定(数値での評価)を行う。
Question5
小学校で英語が始まっても、中学・高校の英語の授業や入試は今までとあまり変わらないだろう。
いかがでしたか? それでは、1つひとつ答え合わせをしていきましょう。
Question1
小学校3・4年生の「外国語活動」、5・6年生の教科としての「外国語」は、2020年度から全国の小学校で一斉に始まる。
答え ×
小学校英語の全面実施は2020年度からです。しかし、昨年2018年度から2020年度と同じ時間数・内容で、先行実施の授業を行う地域・学校が増えています。
文部科学省が提示する学習指導要領のスケジュールによると、2018年度から小学校は2年間、中学校は3年間を前倒しで新しい学習指導要領の内容で授業を始めてもいいことになっています。先行実施は一律ではありません。地域・学校で決めていくため、差がついているという声もあるようです。
Question2
小学校英語の半数以上の授業では、学級担任が一人で教えている。
答え ×
多くの小学校では「学級担任とALT※等」のチームで行う授業が多く、また、英語の免許を持つ「専科教師」が担当する授業も増えているようです。下記のグラフは、同じく文部科学省の調査で、ALT等が入っている授業の割合です。
約7割の授業にALT等が入っており、先行実施が始まる前年から増えていることも、グラフからわかります。
出典:文部科学省ホームページ「平成30年度英語教育実施状況調査」
※ALT(Assistant Language Teacher)とは、外国語を母国語とする外国語指導助手のことを指します。 小中高等学校の語学の授業を行う日本人教師の補佐を行い、「生きた英語」を生徒たちに学ばせるために派遣されます。
Question3
2020年度からの5・6年生「外国語」では、どの学校でも文部科学省の作った教材を使って授業を行う。
答え ×
2020年度からは、3・4年生は現在も学校で使われている、文部科学省の副教材「Let’s Try!」を使います。但し、使用は任意なので、学校や地域によっては、他の教材を使うことも可能です。
そして、5・6年生は、来年度から検定教科書で授業をしていきます。検定教科書の内容は、現在も学校で使われている文部科学省の副教材「We Can!」を見本として作られています。
Question4
5・6年生「外国語」では、評定(数値での評価)を行う。
答え ○
3・4年生の外国語活動では数値での評価はなく、これまで通り「所見」と言われる短い文章のみですが、5・6年生の教科としての外国語では、数値評価を行います。
Question5
小学校で英語が始まっても、中学・高校の英語の授業や入試は今までとあまり変わらないだろう。
答え △
どちらとも言えません。 中学校は2021年度から、高校は2022年度から新教育指導要領が実施されることになっています。
しかし、すでに高校入試ではスピーキングテスト導入の動きが広がっています。また、全国の8割以上の中学校の定期テストで、スピーキング・ライティングのパフォーマンステストが実施されています。
2.中学・高校 変わる英語教育と大学入試英語の変化
小学生の英語教育だけでなく、中学生・高校生の英語教育、さらには大学入試も変化しています。まず、前述のQuestion 5で述べたとおり、中学校や高校の英語の授業は、「スピーキング=話す」活動の割合が増え、先生も生徒も日本語ではなく、英語でやりとりする「オール・イングリッシュ」を基本としています。さらに、センター試験に代わる「大学入学共通テスト」では国語・数学では記述式問題が導入されるなど、大きな変化があります。英語では4技能(読む・聞く・書く・話す)をバランスよく習得していくことも重要になっていきます。
※大学入試に関しての情報は、2019年11月1日現在のものです。
3.これからの英語教室選びで大切なこと
すべての小学生が英語にふれ、英語学習の早期化が加速していく中、どんな英語教室を選ぶべきかお迷いの方も多いことでしょう。
ポイント1
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能の力をバランスよく身につけることができる教室
ポイント2
「英語が好き!」「英語が得意!」の気持ちを育む教室
ポイント3
日本の英語教育の動向をしっかりと見据え、さらに先を行くカリキュラムとレッスンを提供している教室
ポイント1
「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能の力をバランスよく身につけることができる教室
グローバル社会が進むにつれ、英語でコミュニケーションをとる必要性がますます高まります。
文部科学省の「学習指導要領」でも、小中高を通じて、英語によるコミュニケーション能力を育成することを目指しています。「聞く」「話す」「読む」「書く」力が必要になります。英語のコミュニケーションには、これら4つの技能をそれぞれの目的や場面、状況に合わせて適切に選択したり組み合わせて、情報や考えなどを的確に理解したり、適切に伝える力が必要になります。
ベネッセには子どもの発達の研究から、「何を」「いつ」「どう」教えれば「聞く」「話す」「読む」「書く」力がバランスよく身につくかを整理した方針とゴールがあります。ビースタジオでももちろんこの方針とゴールを取り入れ、年齢と発達にあわせて、楽しみながら、しっかりと積み上げていくしくみがすべてのコースに含まれています。カリキュラムだけではなく、楽しく取り組める教材、意欲を引き出す先生がお子さまの英語力をしっかりとサポートしていきます。例えば、つまずきやすい文法でも、法則を覚えるのではなく、子どもに気付かせる指導法を取り入れています。だから、「こういう場合はこう言うんだ!」と自ら発見し、力を養います。
ポイント2
「聞く」「話す」「読む」「英語が大好き!」の気持ちを育む教室
英語学習の早期化により、英語を学ぶ時間は格段と増え、さらに試験など英語の力を試す機会も増えていきます。その過程でお子さまによってはプレッシャーを感じることも。また、楽しめない環境で過ごすことで「英語嫌い」になってしまうこともあります。
英語教室では、楽しく意欲的に、そして何より自分に合ったレベルやペースで英語学習を長期間続けられることが肝心になってきます。
ビースタジオでは、子どもたちの英語への反応や学習態度、興味関心の広がりなど、あらゆる角度から「楽しめるレッスン&教材」を探求しています。年齢に合った身近でイメージしやすいお話や、身体を動かしたり頭を働かせたり、もっとやりたくなる活動がたくさん。「英語が大好き・得意!」の気持ちと、学び続ける意欲を伸ばし続けます。
例えば、その年齢にあったテーマだから、子どもたちがイメージしやすい、思わず笑顔になるストーリーを用意しています。身近なテーマのストーリーで重要フレーズをゲームやクラフトなどさまざまなアクティビティでインプット・アウトプット。正しい発音、リズム、イントネーションを学ぶだけではなく、場面を想像しながら、ストーリーを聞く時間もしっかり確保しています。
ポイント3
日本の英語教育の動向をしっかりと見据え、さらに先を行くカリキュラムとレッスンを提供している教室
日本の英語教育動向は著しい変化を遂げています。だからこそ、その変化に対応していく英語教室を検討することが大切です。また、ついた力を可視化するために、英語検定などで英語の習熟度を定期診断し、モチベーションにつなげていく仕組みなどがあるということも、これからの英語教室選びには欠かせません。
ビースタジオでは、新しい学習指導要領を網羅していることはもちろん、さらに先に進むカリキュラムを提供しています。例えば日本人先生コースでは、小学校3年生で学習する語彙や表現を1年生からスタートさせ、繰り返し楽しく取り組み定着させていきます。
また、ビースタジオでは小学生のうちから、英語4技能検定「GTEC」の小学生版で力試し!
教室では、小学生のコースで「GTEC Junior」を受検します。このテストでは、タブレットを利用して英語4技能(聞く・話す・読む・書く力)をきめ細やかに測定していきます。結果のレポートには、具体的なアドバイスも。これを参考に一人ひとりにあった指導を行います。 受検結果をしっかり振り返ることで、トクイを伸ばし、ニガテを潰し、着実に英語力を積み上げていきます。
ビースタジオが目指すのは、英会話はもちろん、学校でも活躍でき、テストや受験、検定試験でも通じる未来を切り拓く力。つまり「本物の英語力」です。お子さまの英語教育をご検討の方は、ぜひベネッセの英語教室 ビースタジオの無料体験レッスンにご参加ください。