記事の内容
「コロナで遠足が中止になった」「家族旅行に行けなかった」・・・そんな生徒たちの声が教室でも増えてきました。ビースタジオで、少しでも何かできることがないか・・と検討し、初の試みで遠足気分を味わえる中継を利用したオンラインイベントを開催しました。今回は、いつものスタジオを抜け出して、東京・お台場のKawasaki Robostage(カワサキロボステージ)と生徒の自宅をつないだオンラインイベントの様子をレポートします。
目次
1.イベントレポート
今回のオンラインイベントは「オンライン社会科見学 ライブ中継! ロボットのいる世界を見にいこう!」をテーマに、年少~小2と小3~6の2つのグループに分かれて開催しました。両グループを合わせて約260名のビースタジオ生が参加しました。
Zoomをつないで待っている子ども達は、音声をミュートにしてイベントの始まりを待ちます。
時間になって進行役の講師が“Good morning everyone!!”と登場すると、ぱっと目が輝き“Good Morning!!”と口々に返す子どもたち。
さあ、いよいよイベントの始まりです!
今回は、スペインから来たクリス先生と日本人のナミ先生が進行を務めます。クリス先生が、“I am really happy to see all of you here! Welcome to the Kawasaki Robostage showroom.”(皆さんに会えてうれしいです!ようこそカワサキロボステージ ショールームへ!)とはじめのあいさつをします。先生が話している場所に気づいた子どもたちの目が輝きます。「見て!ショールームだ!」と画面をおうちの方に見せている子も。
まずは、“Arm(腕)”や“Move(動く)”などロボットや化学術に関する単語や短文を先生と一緒に楽しく声に出して練習します。イラストとアルファベット、ジェスチャーなど、先生がヒントをたくさん出してくれるので、初めて触れる語句でも「こんな意味かな?あんな意味かな?」と子どもたち自身が意味を推測しながら練習していきます。
次は、お楽しみのロボット見学です!目の前に登場したロボットに歓声が上がります!
そして、目の前のロボットを見ながら、子どもたちが大好きなクイズタイムがスタートします。
“Now, it's quiz time!(クイズの時間です。) What does this robot do?(これは何をするロボットかな?) Can you guess? Let me give you three options.(想像して!答えを3つから選ぼう!)”
クイズは、オンラインイベントを実施しているアプリ、Zoomの機能を使った投票形式で回答します。仲間がどれに投票したのかがリアルタイムにわかる画面が表示されるので、子どもたちは、「みんな1にして!」「2だよ!」など大興奮。
先生が“The answer is 1!”と発表すると、わっと盛り上がります。
そして何を目的としたロボットでどんな動きをするのか、先生の解説が始まります。最初にみんなで確認した、“Arm(腕)”や“Move(動く)”などのロボット用語も出てきます。ロボットが正確な量の液体をこぼさずに移動する実演を見ながら、先生の説明に耳を傾けます。幼児が多いグループも知っている知識と先生のジェスチャーやヒントを元に内容を理解しようと頑張っている姿が画面越しから感じられました。 <
先生が話しながらショールームを移動していくと、別なロボットの登場です。また「このロボットは何をするためのロボットでしょう?」のクイズで盛り上がります。今度のロボットは似顔絵を描くロボットです。先生の説明を聞きながら、どんな絵をロボットが描くのかと子どもたちは興味津々の様子です。
先生が、みんなも似顔絵を描いてみようと促します。あらかじめ準備しておいた、紙とペンを使って先生をモデルにして思い思いに描きます。同時に、似顔絵ロボットもお絵かきスタート!絵が完成した後は、描いた絵をみんなで見せあいました。ロボットが短時間で描いた緻密な画風に驚いたり、先生に素敵!と褒められて喜んだり。とても楽しい時間です。
力持ちの大型ロボットなど、いくつか見学した後は、カワサキロボステージのスタッフでもある、ロボット博士にインタビューを行いました。質問する子は、カワサキロボステージの中のスクリーンに映し出されます。子どもたちは、友達とロボット博士のやり取りに耳を傾けます。私もインタビューに挑戦したいと手を挙げる子もたくさんいました。
最後は、それぞれ「また会おうね!」と互いに手を振りながら、終了しました。
2.イベントに参加した方の感想
※()内は英語学習歴
年少~小2年生のグループから
小3~6年生のグループから
ビースタジオの英語イベントでは、子ども自身が「やってみたい」ことを、英語で成しとげることで自分の活躍する世界が広がりを体感できるよう、豊富なテーマをご用意しています。教室で学んだ英語をフル活用して自己表現ができるようになることで、子どもたちの「英語で学ぶ」意欲を引きだしてまいります。