2020/07/27
オンライン・スペシャルコンテンツ
「地域を超えて、ビースタジオ生とつながる!English Play Day」レポート
イベントレポート
記事の内容
ベネッセの英語教室ビースタジオでは、新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、ライブ配信を利用したオンラインイベントに取り組んでいます。今回は「新しい方法で、子どもたちに英語をより楽しく身近に感じて欲しい」という想いから考案されたオンラインイベント「東京と山形の中学生をつないで、英語で話そう」の様子をご紹介します。
目次
1.共通点は、ビースタジオ!
だから、英語で話せる!楽しい!
東京都 日野市の瀬倉先生の教室と山形県 西置賜郡白鷹町の新野先生の教室から、約30名の中学生が自宅からオンラインアプリZoomを利用して参加しました。ビースタジオでは、緊急事態の期間は、Zoomを利用したオンラインレッスンを実施していたため馴染みのあるアプリです。今回は、いつものレッスンとは違って初対面の顔がたくさん!少し緊張した雰囲気の中でイベントがはじまりました。
司会は、東京の瀬倉先生。先生の楽しい英語でのトークが始まると子どもたちの表情も少しずつ和らいでいき、うなずいたり笑ったり。どんどんと楽しさが伝播していきます。英語のトークがわかる同世代、そして同じ「ビースタジオ」に通っている仲間の証。いつの間にか、まるで1つの教室にいるかのような連帯感が出てきました。
2.グループでディスカッション
全体でのプレゼンテーションにトライ!
ビースタジオの中学生向けスタンダードプログラムでは、子どもが主体的に考え・実践していくタスク活動を取り入れ、英語力だけでなく、思考力・表現力も合わせて養成しています。今回のイベントでも、そんな子どもたちならではのアクティビティを取り入れました。それは、グループごとにテーマに沿ってディスカッションし、そのグループではどんなことが話されたのかを全体に共有(プレゼンテーション)することです。
グループごとのディスカッションタイム。どのグループにも東京と山形のそれぞれの教室の生徒が入ります。各グループごとにリーダーを決め、自己紹介を交えつつ共通項はなにがあるのか探っていきます。「部活って何やってる?」「好きな漫画は?」・・と話していくうちに、どんどん聞いてみたい・話してみたいことが溢れてきます。中にはそれぞれの「名物ってなに?」という質問も。山形が「さくらんぼ」や「ずんだ餅」、東京は「スカイツリー」など、話に花を咲かせます。
中には、新型コロナウイルス関連の話題が出たグループもありました。「山形のコロナの感染状況について教えてください」「部活はいつから再開する?」「街ではマスクってたくさん売っている?」など、マスメディアではわからない、同世代が話すリアルな地域の情報に興味津々の様子でした。
まずは、司会の瀬倉先生ご自身がinspire された話として、アンネフランクについて模範としてスピーチ。子どもたちは、最初「?」の表情でも、何の話かが分かってくると「!」に変わっていきます。オンラインイベントの良さの一つは、子どもたちの「あの子がわかった!私も分かりたい!」と感じている表情を先生やスタッフも見ることができること。子どもたちの理解度に合わせてイベントを進行していきます。
次に、グループに分かれて、あらかじめ考えてきた「私がinspireされたヒト・モノ・コト」について一人ずつ発表していきます。
inspireされたアイドル、inspireされた映画のキャラクター、inspireされたスポーツ選手…。しっかり理由を述べながら、手元に準備していたアイテムを見せながら紹介してくれました。中には、このオンラインイベントに一緒に参加してくれている教室の仲間のことや、お父さんの影響でサッカーを始めたことをスピーチする子もいました。
この2つのテーマは、ほぼ英語で行われました。もっと伝えたい気持ちが高ぶって日本語が飛び出してしまう場面もありましたが、初対面の人が多い環境でざっくばらんな楽しい雰囲気を作り出し、英語でグループディスカッションができるのは、日ごろビースタジオに通ってタスク活動に慣れている中学生ならではです。
3.今回のイベントの感想
生徒
みんなと話せておもしろくて、楽しかった。上の学年の子達が英語の文をスラスラ言っていて見習いたいと思った。また、英語で話せる機会があったら参加したいです。
会った事が無くても英語でちゃんと自己紹介や好きなキャラクターの発表を聞くことができてよかったです。みんなで、自分のことなどを伝え合えて楽しかったです。
今まで東京の人と話す機会がなかったけど今回オンラインで、しかも英語で話せたことが楽しかった。
しっかり英語で自分の考えを言えことや、山形に住むビースタジオ生のinspireされた話をきけたことも良かった。
山形の子と交流出来て、知らない子のことを知れたりしてすごく楽しかったです。自分の意見を英語で伝えることが出来たこともよかったし、いろんな人の話を聞くことも面白かったです。
講師
生徒さんたちは、とても楽しんでくれたようで、イベントの次の週のレッスンはその話でもちきりでした。
これからも、「英語を使って繋がる」イベントを実施していけたらと思います。
今回別の教室の皆さんと交流ができたことが大きな動機づけになって、また頑張ってくれることを期待しています。
また、普段のレッスンではおとなしい子も、グループのリーダーとして頑張っている姿を見ることができ、こういったイベントは生徒さんの成長にもつながると思いました。
4.ビースタジオのイベントについて
ベネッセの英語教室ビースタジオでは、「心の通うコミュニケーションを通じ、世界の人たちと手をとりあい、新たな価値を創り上げられる人を育む」ことを理念としています。今回は、全国のビースタの仲間と交流し「繋がる」、<同じコト>や<違うコト>の価値観を認め合いながら、「心の通うコミュニケーションを英語で体感する」ことをテーマに置いたイベントになりました。
これからも、ビースタジオのイベントでは、子ども自身が「やってみたい」ことを、英語で成しとげることで自分の活躍する世界が広がりを体感できるよう、豊富なテーマをご用意しています。教室で学んだ英語をフル活用して自己表現ができるようになることで、子どもたちの「英語で学ぶ」意欲を引きだしてまいります。